肢体不自由児の発達評価法   ゆざわひろみ
−−○○◎◎ 公開 2019年03月09日
 肢体不自由児の運動機能や姿勢を評価するために、誰でも簡単に評価する法があれば、それが目標となり励みにつながるのではないでしょうか!
 医学的なのか? 理学的なのか? 評価基準を示す物は存在していますが、誰もがわかりやすい評価で示しているのは見当たらないようなのです。
 そこでこんな評価表を作成してみました。
 参考にされて、子どもの評価を3ヶ月から6ヶ月ごと頃に、定期的に行ってみてはいかがでしょうか? 誰もができる評価表です。
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 表に従い指数にチェックを着けて、チェックの付いた数字を加算してください。
 加算によって生じた数字が、運動機能発達月齢となります。
 同じ枠内に書かれる問は、その中の一つに答えて下さい。
 項目
指数
仰向けに寝ていて、顔を左右に向けることができる
 1
首がすわる
 2
左右どちらでも良いので、寝返りが2回転以上行える
左右共に、寝返りが2回転以上行える
 0.5
 1
肘這い(腹這い)が、2m以上行える
 1
物に寄りかからせると、一人で1分以上座っていられる
物に寄りかからずに、一人で1分以上座っていられる
臥位から一人で床に座ることができる
 1
 2
 3
四つ這い(尻這い)ができる 2m以上。
 2
物につかまらせると、つかまって立っていられる
適当な物につかまり、立ち上がることができる
適当な物につかまり立ち上がり、つたい歩きができる
 0.5
 1
 1.5
独歩ができる 2m以上
 2




※ 加算した数値は、下記のように考えます。
 運動発達月齢0から4までは、基礎訓練が必要。
 運動発達月齢4から10までは、機能訓練や歩行訓練が必要となります。
 運動発達月齢10以上となっていれば、歩行訓練が主となります。

 わからない、理解できない点については・・・ こちらまで→

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